「第2回 CERAMIC LIFE DESIGN AWORD 2018」に向けて制作
テーマ:くらしを彩るキッチン
コンセプト:火のある生活の豊かさ
私はキッチンを火を使って調理する場所と捉えました。 そこで、昔の日本の家庭に多く普及していた調理器具の七輪を参考にして考えていきました。 肴焼き器は、週末の夜に炭が燃えていく様子を見ながら、おつまみを炙り香りや風味を楽しみながら、ゆっくりとお酒を呑むための道具です。 肴焼き器で現代人が忘れている火を囲みながら食べたり話したりする時間を体験できるます。
第2回 CERAMIC LIFE DESIGN AWORD2018 入選
【形】
形は七輪の印象を残しながら現代の住空間に合うようにモダンな印象にしました。 器の縁を大きくすることでおつまみを置くことができるところが大きな特徴です。 空気を取り込むための穴は七輪の名前の由来から7つに決めました。
【構造】
本体の構造は2つのパーツからできています。上の皿と下の皿を分けることにより洗いやすさや使いやすさを考えました。下の皿に水を貯めておくことで急激な温度上昇を防ぎ、本体が割れて壊れることを防ぎます。
応募時の資料 A1サイズ作品パネル
素材:耐火粘土
製法:泥漿鋳込,電気窯焼成
サイズ:W250mm,D250mm,H74mm
制作:2018年8月
第2回 CERAMIC LIFE DESIGN AWORD2018 入選
Photo by Hiroyasu Ishida

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